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psr:psr1目次
PSR-1: Basic Coding Standard
— y2sunlight 2020-04-21
本章は、若干の補足を加筆してはいるものの単にPSRのサイトを日本語に翻訳したものに過ぎません。英語が堪能な方は原文をご参照下さい。翻訳に当たっては、基本的に機械翻訳を使い、理解できない部分は独断で意訳しております。拙い訳では御座いますが恥を忍んで投稿しておりますので、ご指摘など御座いましたらコメントを頂ければ幸いです。
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PSR-1: 基本コーディング規約
— 原文より翻訳 PSR-1: Basic Coding Standard 2020-04-21 現在
このセクションの規約は、共有されるPHPコードにおいて、高度な技術的相互運用性を保証するために必要な標準コーディング要素と見なす必要があるもので構成されています。
このドキュメントのキーワード
MUST
,MUST NOT
,REQUIRED
,SHALL
,SHALL NOT
,SHOULD
,SHOULD NOT
,RECOMMENDED
,MAY
及びOPTIONAL
は、 RFC 2119で説明されているように解釈して下さい。RFC 2119の説明
MUST
,REQUIRED
,SHALL
— 絶対必要
MUST NOT
,SHALL NOT
— 絶対禁止
SHOULD
,RECOMMENDED
— 推奨(但し、無視できる特定の正当な理由が存在するかもしれない)
SHOULD NOT
— 推奨できない(但し、許可できる特定の正当な理由が存在するかもしれない)
MAY
,OPTIONAL
— オプション
1. 概観
- ファイルは、<?php と <?= タグのみを使用する必要があります (
MUST
) - ファイルは、BOMなしのUTF-8のみを使用する必要があります (
MUST
) - ファイルは、シンボル(クラス、関数、定数など)を宣言するか、または副作用(例えば、出力の生成や.ini設定の変更など)を引き起こすかのいずれか行うべきです (
SHOULD
)。両方を行うべきではありません (SHOULD NOT
) - 名前空間とクラスは、オートローディングPSR(PSR-0, PSR-4)に従う必要があります (
MUST
) - クラス名は、StudlyCaps (Upper Camel Case または Pascal Case) で宣言する必要があります (
MUST
) - クラス定数は、アンダースコア区切りの大文字 で宣言する必要があります (
MUST
) - メソッド名は、camelCase で宣言する必要があります (
MUST
)
StudlyCaps(UCC: Upper Camel Case)とcamelCase(LCC: Lowere Camel Case)については以下を参照
キャメルケース
2. ファイル
2.1 PHPタグ
PHPコードは長いタグ <?php ?> または短いechoタグ <?= ?> を使用する必要があります。 他のタグのバリエーションを使用してはなりません(
MUST
)。2.2 文字コード
PHPコードはBOMなしのUTF-8のみを使用する必要があります(
MUST
)。2.3 副作用
ファイルは、新しいシンボル(クラス、関数、定数など)を宣言する場合は、他の副作用を引き起こさないようにする必要があります(
SHOULD
)。また、副作用を伴うロジックを実行する必要がある場合は、宣言を行うべきではありません(SHOULD NOT
)。「副作用」という語句は、クラス、関数、定数などの宣言に直接関係しないロジックの実行を意味し、ファイルをインクルードするだけで、ロジックが実行されることを意味します。
「副作用」には、以下が含まれますが、これらに限定されません。
- 出力の生成
- requireまたはincludeの明示的な使用
- 外部サービスへの接続
- ini設定の変更
- エラーまたは例外の発行
- ローバル変数または静的変数の変更
- ファイルの読み取りまたは書き込み など
以下は、宣言と副作用の両方を含むファイルの例です。つまり、避けるべき例です:
<?php // 副作用:ini設定の変更 ini_set('error_reporting', E_ALL); // 副作用:ファイルのロード include "file.php"; // 副作用:出力の生成 echo "<html>\n"; // 宣言 function foo() { // 関数本体 }
次の例は、副作用のない宣言を含むファイルです。つまり、見習うべき例です:
<?php // 宣言 function foo() { // 関数本体 } // 条件付き宣言は副作用ではありません if (! function_exists('bar')) { function bar() { // 関数本体 } }
3. 名前空間とクラス名
名前空間とクラスは、オートローディングPSR (PSR-0, PSR-4) に従う必要があります(
MUST
)。これは、各クラスがそれ自体でファイル内にあり、少なくとも1つのレベルのネームスペース(トップレベルはベンダー名です)にあることを意味します。
クラス名はStudlyCapsで宣言する必要があります(
MUST
)。StudlyCapsとは、Upper Camel Case または Pascal Caseと同意です。PHP 5.3以降用に記述されたコードは、正式な名前空間を使用する必要があります(
MUST
)。例えば:
<?php // PHP 5.3以降 namespace Vendor\Model; class Foo { }
5.2.x以前向けに記述されたコードは、クラス名の前にプレフィックス( Vendor_ など)の疑似名前空間規則を使用する必要があります(
SHOULD
)。<?php // PHP 5.2.xおよびそれ以前 class Vendor_Model_Foo { }
4. クラス定数、プロパティ、メソッド
「クラス」という用語は、すべてのクラス(class)、インターフェース(interface)、およびトレイト(trait)を指します。
4.1 定数
クラス定数は、アンダースコア区切りで大文字で宣言する必要があります(
MUST
)。例えば以下のようです:namespace Vendor\Model; class Foo { const VERSION = '1.0'; const DATE_APPROVED = '2012-06-01'; }
4.2 プロパティ
このガイドでは、プロパティ名について、StudlyCaps、camelCase、または under_score の使用に関する推奨を意図的に避けています。
StudlyCapsとは、Upper Camel Case または Pascal Caseと同意です。
camelCaseとは、Lower Camel Case と同意です。
under_scoreとは、Snake Case と同意です。どのような命名規則が使用されていても、合理的なスコープで一貫して適用されるべきです。そのスコープとは、ベンダーレベル、パッケージレベル、クラスレベル、またはメソッドレベルなどでしょう(
SHOULD
)。4.3 メソッド
メソッド名は camelCase で宣言する必要があります(
MUST
)。
psr/psr1.txt · 最終更新: 2020/09/01 11:51 by tanaka
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