作成日:2006/05/10
1I 文
全てのPHPスクリプトは、文の列からなります。 文は通常セミコロン(;)で終わります。文には幾つかの種類があります。
- 空文 (セミコロンだけの文)
- 式文 (代入文、関数呼び出し)
- グループ文
- 条件文 (if、switch)
- 繰り返し文 (while,do-while,for,foreach)
- その他の文 (break,continue,return,include,requireなど)
1I.1 基本的な文
1I.1.1 空文
- 空文:
- ;
空文はセミコロンだけの文です。何もしません。
1I.1.2 式文
- 式文:
- 式;
C言語では、代入文や関数呼び出しは「式文」と呼ばれ、上の構文で表現されます。 PHPでも代入や関数も式と位置付けているので、C言語と同じに考えてよいでしょう。
PHPマニュアルには「式文」という用語はありません。上の説明は筆者の解釈です。1I.1.3 グループ文
- グループ文:
- { 文の列 }
文の列を、中括弧({})で括りグループ化することができます。 PHPではこれを「グループ文」と呼んでいます。 グループ文は、文の置ける所にはどこにでも置く事ができます。 つまり、グループ文もまた文です。
C言語やPerlでは、グループ文の事を複文(または複合文)と呼び、ブロックを形成しています。 これらの言語では、ブロックはローカル変数にブロックレベルのスコープを提供していますが、 PHPではブロックレベルのスコープがありません。これはPHPにローカル変数の宣言文がないためです。
グループ文は制御構造(条件文や繰り返し文)を作るために利用されます。 制御構造の中で使われるbreak文やcontinue文はグループ文に対して作用します。 PHPではブロックレベルのスコープがないので、他の言語と異なり、 裸のブロック(制御構造を伴わないブロック)を使う機会は少ないと思います。
