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軽量プログラミングの文法 - JavaScript/Python

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js:basic:outline [2021/05/31 10:19]
y2sunlight
js:basic:outline [2021/07/05 12:13] (現在)
y2sunlight [識別子の命名規則]
行 62: 行 62:
 ===== 文のルール ===== ===== 文のルール =====
  
-=== 大文字と小文字 ===+=== 大文字と小文字を区別する ===
  
 JavaScriptでは、キーワード、変数名及び関数名は大文字と小文字を区別します。尚、HTMLでは大文字と小文字を区別しません。HTMLとJavaScriptは同じファイルで使用される機会があるので注意して下さい。 JavaScriptでは、キーワード、変数名及び関数名は大文字と小文字を区別します。尚、HTMLでは大文字と小文字を区別しません。HTMLとJavaScriptは同じファイルで使用される機会があるので注意して下さい。
  
-=== トークンと空白文字改行文字 ===+=== 空白文字改行文字を無視する ===
  
 プログラム内のキーワード、変数名または関数名などのように、空白文字(スペース、タブ)や改行文字を含まない字句の単位の事をトークンと呼びます。トークンの中で空白文字や改行文字を挿入すると、トークンはそこで分割されてしまいます。 プログラム内のキーワード、変数名または関数名などのように、空白文字(スペース、タブ)や改行文字を含まない字句の単位の事をトークンと呼びます。トークンの中で空白文字や改行文字を挿入すると、トークンはそこで分割されてしまいます。
  
-JavaScriptは、他の言語と同様に、トークンを区切る空白文字及び改行文字を無視するのでプログラム内空白文字及び改行文字は、プログラムを見易くするため(インデントなど)に、使用することが出来ます。+JavaScriptは、他の言語と同様に、トークンを区切る空白文字及び改行文字を無視しま。それらはインデントなどようにプログラムを見易くするために、使用することが出来ます。
  
-=== セミコロン( ; )で終わる ===+=== 文はセミコロン( ; )で終わる ===
  
 JavaScriptの文は、C/C++、PHP、Javaなどと同様に、セミコロンで終わることが出来ます。また、JavaScriptでは2つの文が別の行に分かれて記述されていれば、改行によって文を自動的に終了することも出来ます。 JavaScriptの文は、C/C++、PHP、Javaなどと同様に、セミコロンで終わることが出来ます。また、JavaScriptでは2つの文が別の行に分かれて記述されていれば、改行によって文を自動的に終了することも出来ます。
行 95: 行 95:
 ===== コメント ===== ===== コメント =====
  
-<code javascript>+JavaScriptの文は、C/C++、PHP、Javaなどと同様に、単一行コメントとブロックコメントが書くことが出来ます。 
 + 
 +<sxh javascript>
 // 単一行コメント // 単一行コメント
 /* ブロックコメント */ /* ブロックコメント */
-/** ドキュメンテーション */ +</sxh> 
-</code>+ 
 +単一行コメントは ''<nowiki>//</nowiki>'' から行末までのテキストをコメントと見なします。また、ブロックコメントは ''/*'' から始まり ''*/'' で終わるまでをコメントと見なします。ブロックコメントは、複数行にまたがることが出来ますが、入れ子にすることは出来ません。 
 + 
 +ドキュメンテーションは関数や変数の宣言の直前に記述します。''<nowiki>/**</nowiki>'' から始まり ''*/'' で終わります。 
 + 
 +<sxh javascript> 
 +/**  
 + * ドキュメンテーション 
 + */ 
 +</sxh> 
 + 
 \\ \\
  
 ===== リテラル ===== ===== リテラル =====
  
 +リテラルとはプログラムに記述するデータ値のことです。以下の簡単な例を示します。
 +
 +<sxh javascript;title:Example>
 +123           // 整数
 +1.23          // 実数
 +'Suzuki Taro' // 文字列
 +true          // 真偽値
 +null          // null値
 +[1, 2, 3]     // 配列
 +{name:'Taro', age:15} // オブジェクト
 +</sxh>
 +
 +\\
 ===== 識別子 ===== ===== 識別子 =====
 +
 +識別子とは、変数名、関数名などの名前のことです。識別子で使える文字は、以下のものがあります。
 +
 +  * 英字
 +  * 数字
 +  * アンダーバー( ''_'' )
 +  * ドル記号( ''$'' )
 +
 +但し、先頭の文字に数字を使うことはできません。また、次に挙げる予約語(キーワード)を使用することはできません。
 +
 +==== 識別子の命名規則 ====
 +
 +以下にJavaScript言語で一般的によく使われる識別子の命名規則を挙げておきます。
 +
 +  * 変数/関数 ・・・ [[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9|camelCase]]
 +  * クラス   ・・・ [[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9|PascalCase]]
 +  * 定数    ・・・ LARGE_SNAKE_CASE
 +
 +\\
  
 ===== 予約語 ===== ===== 予約語 =====
 +
 +JavaScriptの予約語(キーワード)については、以下を参照して下さい。
 +
 +
 +  * [[https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Lexical_grammar#keywords|MDN 字句文法 キーワード]]
 +
 +\\
  
js/basic/outline.1622423994.txt.gz · 最終更新: 2021/05/31 10:19 by y2sunlight