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wsl2:interop

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wsl2:interop [2020/12/27 17:51]
y2sunlight [WLS2のリスニングポート]
wsl2:interop [2020/12/27 19:51]
y2sunlight [localhost]
行 89: 行 89:
 > 複数のWSL2ディストリビューションは同じネットワーク名前空間を使用し、ネットワークの分離はありません。''参考'' https://github.com/microsoft/WSL/issues/4304 > 複数のWSL2ディストリビューションは同じネットワーク名前空間を使用し、ネットワークの分離はありません。''参考'' https://github.com/microsoft/WSL/issues/4304
  
-\\+=== WSL2のリスニングポート ===
  
 +WSL2では、仮想マシン側でリスニングされているポート番号と同じポート番号を、ホスト側で動作しているwslhost.exeがリスニングします。
  
-==== 仮想マシンのリスニングポート ====+例えば、仮想マシン側でポート80をリスニングしていると、ホスト側でも wslhost.exe がポート80をリスニングします。そして、 wslhost.exe は、受け取ったパケットを仮想ホスト側同じポート番号に転送します。つまり、ホスト側がlocalhostの(仮想ホスト側がリスニングしていると同じ)ポート番号にアクセスすると、仮想ホスト側のネットワークサービスからは、eth0からのアクセスのように見えます。
  
-ポート番号を指定して待ち受けするには、そのためのAPIを利用して、ポート番号を確保する必要がある。逆にいうとシステムは、どのポート番号が待ち受けに使われているのかを把握できる。 
- 
- 
-WSL2側で待ち受けが行われているポート番号をホスト側で動作しているwslhost.exeが代わって確保して待ち受けする。 
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- WSL2側でPort Xで待ち受けを行うと、win32側でもwslhost.exeがPort XをListen Portに指定して待ち受けする。つまり、localhostのPortXに対する接続はすべてwslhost.exeが受けることになる。wslhost.exeは、受け取ったパケットをなんらかの方法でWSL2側に転送する。WSL2の挙動をみるに、仮想ネットワーク経由での転送ではなく、WSL2側のネットワークサービスからは、localhostからのアクセスのように見える。 
-\\ 
  
  
行 115: 行 109:
 \\ \\
  
-==== localhost ==== 
- 
-> TODO: 
- 
-\\ 
  
 ===== WindowsからのLinuxコマンドを実行する ===== ===== WindowsからのLinuxコマンドを実行する =====
wsl2/interop.txt · 最終更新: 2020/12/27 20:17 by y2sunlight