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tools:telnet

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tools:telnet [2020/11/12 10:39]
y2sunlight
tools:telnet [2020/11/19 20:59] (現在)
y2sunlight [Telnetの起動]
行 14: 行 14:
 Telnet は遠隔地のコンピュータに接続してCLIクライアントしてシェルを通してそのコンピュータを操作する目的で作られましたが、GUIの普や高度なインターネット社会の到来により、本来のTelnetの役目は薄れてきています。しかし、CLIの文化が無くならない限り、そのシンプルさ故に Telnet は枯れた技術としてエンジニアに指示され残り続けると思います。 Telnet は遠隔地のコンピュータに接続してCLIクライアントしてシェルを通してそのコンピュータを操作する目的で作られましたが、GUIの普や高度なインターネット社会の到来により、本来のTelnetの役目は薄れてきています。しかし、CLIの文化が無くならない限り、そのシンプルさ故に Telnet は枯れた技術としてエンジニアに指示され残り続けると思います。
  
-プログラミングの世界では、TelnetをTCPポートの疎通テストとして使う事があります。Telnetは特定のポートへの接続を確認する最も簡単な方法の1つです。疎通テストだけなら本編でも挙げた [[tools:teraterm|Tera Term]] でも出来ますが、Telnetはコマンドプロンプトで動き、Windowsに同封されていているので、ダウンロードすることな使う事ができます。+プログラミングの世界では、TelnetをTCPポートの疎通テストとして使う事があります。Telnetは特定のポートへの接続を確認する最も簡単な方法の1つです。疎通テストだけなら本編でも挙げた [[tools:teraterm|Tera Term]] でも出来ますが、Telnetはコマンドプロンプトで動き、しかも使い方シンプルです。
  
-\\+-----
  
 ===== Telnet を有効にする ===== ===== Telnet を有効にする =====
行 27: 行 27:
  
 <code> <code>
-dism /online /Enable-Feature /FeatureName:TelnetClient    # install+dism /online /Enable-Feature /FeatureName:TelnetClient 
 </code> </code>
 +
 +dism コマンド、はWindowsの展開イメージの処理に使用できるコマンドで、上のコマンドは TelnetClient を有効にしてtelnetコマンドを使える状態にします。
  
 === 無効化 === === 無効化 ===
 +
 +TelnetClient を無効にするには、以下のコマンドで行います。
  
 <code> <code>
-dism /online /disable-Feature /FeatureName:TelnetClient   # uninstrall+dism /online /disable-Feature /FeatureName:TelnetClient
 </code> </code>
  
行 39: 行 43:
 === GUIを使う場合 === === GUIを使う場合 ===
  
-Tera Term サイ( https://ttssh2.osdn.jp/ )アクセスします。 +Windows[コンロールパネル]から、[プログラムと機能]、[Windowsの機能の有効化または無効化]の順選択します。 
-[{{:tools:teraterm:teraterm01.png?nolink}}] +[{{:tools:telnet:telnet.png?nolink}}] 
-■ 画面上部のメニュー[Download]をクリックします。+■ [Telnet Client]を選択し、[OK]をします。
  
 \\ \\
  
 ===== Telnetの起動 ===== ===== Telnetの起動 =====
 +
 +以下のコマンドでTelnetを起動します。
  
 <code> <code>
 +telnet [-オプション][ホスト [ポート]]
 </code> </code>
 +
 +''ホスト''には、接続するコンピューターのホスト名またはIPアドレスを指定します。''ポート''には、ポート番号またはサービス名を指定します。
 +
 +オプションには以下のものがあります
 +
 +  * ''-a'' --- 自動的にログオンする以外は ''-l'' オプションと同じです。
 +  * ''-e エスケープ文字'' --- エスケープ文字を指定します。
 +  * ''-f ログファイル名'' --- ログを有効にします。
 +  * ''-l ユーザ名'' --- ログインするユーザー名を指定します。
 +  * ''-t 端末タイプ'' --- 端末タイプは ''vt100'', ''vt52'', ''ansi'' と ''vtnt'' のみです。
 +
 +非接続状態(ホスト指定なし)で起動後に、プロンプトで ''help'' を入力すると以下のように使い方が表示できます。''quit'' でTelnetを終了します。
  
 <code> <code>
 +コマンドは省略することができます。サポートされているコマンド:
 +
 +c    - close                      現在の接続を終了します
 +d    - display                    パラメーターを表示します
 +o    - open ホスト名 [ポート番号]  ホスト名に接続します (既定のポート番号は 23)
 +q    - quit                       Telnet を終了します
 +set  - set                        オプションを設定します ('set ?' で一覧表示)
 +sen  - send                       サーバーに文字を送信します
 +st   - status                     状態を表示します
 +u    - unset                      オプションを解除します ('unset ?' で一覧表示)
 +?/h  - help                       ヘルプを表示します
 </code> </code>
  
 \\ \\
  
tools/telnet.1605145191.txt.gz · 最終更新: 2020/11/12 10:39 by y2sunlight