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tools:telnet

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tools:telnet [2020/11/12 09:53]
y2sunlight 作成
tools:telnet [2020/11/19 20:59] (現在)
y2sunlight [Telnetの起動]
行 8: 行 8:
 === 説明 === === 説明 ===
  
-端的に言うと「遠隔地のコンピュータと対話するためにのコンピュータプロトコル」と言うことになります。+Telnet(Teletype network) を端的に言うと「遠隔地のコンピュータと対話するためにのコンピュータプロトコル」と言うことになります。Telnet クライアントはデフォルトで23番ポートを使用し、単純なテキストベースの通信を行います。
  
-Telnet クライアントはデフォルトで23番ポートを使用し単純なテキストベースの通信を行います。Telnet という用語は通信プロトコル、またはそのプロトコルを利用するソフトウェアの総称として使用されています。プロトコルについては、[[https://tools.ietf.org/html/rfc854|RFC 854]]を参照して下さい。+Telnet という用語は通信プロトコルの意味以外にも、そのプロトコルを利用するソフトウェアの総称として使用されています。プロトコルについては、[[https://tools.ietf.org/html/rfc854|RFC 854]]を参照して下さい。
  
-Telnet は遠隔地のコンピュータに接続してCLIクライアントしてシェルを通してそのコンピュータを操作する目的で作られましたGUIの普や高度なインターネット社会の到来により、本来のTelnetの役目は薄れてきています、CLIの文化が無くならない限り、そのシンプルさ故に Telnet は枯れた技術としてエンジニアに指示され残り続けると思います。+Telnet は遠隔地のコンピュータに接続してCLIクライアントしてシェルを通してそのコンピュータを操作する目的で作られましたが、GUIの普や高度なインターネット社会の到来により、本来のTelnetの役目は薄れてきています。しかし、CLIの文化が無くならない限り、そのシンプルさ故に Telnet は枯れた技術としてエンジニアに指示され残り続けると思います。
  
 +プログラミングの世界では、TelnetをTCPポートの疎通テストとして使う事があります。Telnetは特定のポートへの接続を確認する最も簡単な方法の1つです。疎通テストだけなら本編でも挙げた [[tools:teraterm|Tera Term]] でも出来ますが、Telnetはコマンドプロンプトで動き、しかも使い方がシンプルです。
  
 +-----
  
 +===== Telnet を有効にする =====
  
 +コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
  
-多くの人はポートが開かれているかどうか確認することが非常に複雑であることに気付きます。 ただし最も効率的方法の1つ、ネトワークプロトコTelnetを使用するこです。 Telnetを使用すると、ユーザーは個々のポートをテストして、そらが開いているかどうかを確認でき。 記事では、Telnetを使用しWindows 10Windows Server 2016、2012、および2008ポート確認する方法につい説明します。+まず''Telnet'' 起動します。「'telnet' は、内部コマンドまは外部コマンド操作可能プログラムまたチ ファイルとして認識されていませんメッセージが出れば、Telnetが有効になっいないので以下コマンド入力しTelnetを有効にします。
  
 +=== 有効化 ===
  
 +<code>
 +dism /online /Enable-Feature /FeatureName:TelnetClient 
 +</code>
  
-Telnetユティリティを使用ユーザーはリモートへの接続をテストしたり、キーボードを使用してコマンドを発行したりできます。 ほとんどのユーザーはグラフィカルインターフェイスを使用すことを選択しますが、Telnetは特定のポートの接続を確認する最も簡単な方法の1つです。+dism コマンド、はWindowsの展開イメジの処理に使用できコマンドで上のコマンドは TelnetClient 有効にしてtelnetコマンドを使状態にします。
  
 +=== 無効化 ===
  
 +TelnetClient を無効にするには、以下のコマンドで行います。
  
 +<code>
 +dism /online /disable-Feature /FeatureName:TelnetClient
 +</code>
  
  
-Tera Term(テラターム)は、TeraTerm Projectによって開発されているリモートターミナルソフトで、オープンソースソフトウェア(修正BSDライセンス)として公開されています。Microsoft Windowsで動作し、telnet、SSH、各種シリアル通信プロトコル(Kermit, XMODEM, YMODEM, ZMODEMなど)に対応しています。+=== GUIを使う場合 ===
  
-Webプログラム開発ではTera Term主な使用目的telnet(SSH)クライアントとしてですが、TCP/IP接続を確認する為使う事もできます。Tera TermからWebサーバ(ポート80)やMySQL(ポート3306)に接続かけてサーバとの通信経路に問題がないか確認する事ができます。+Windowsの[コントロールパネル]から、[プログラムと機能][Windows機能の有効化また無効化]選択します。 
 +[{{:tools:telnet:telnet.png?nolink}}] 
 +■ [Telnet Client]選択し、[OK]押します。
  
 +\\
  
-===== Tera Term インストール =====+===== Telnet起動 =====
  
-Tera Term サイト( https://ttssh2.osdn.jp/ )にアクセスします。 +以下コマンドでTelnet起動します。
-[{{:tools:teraterm:teraterm01.png?nolink}}] +
-■ 画面上部のメニュー[Download]クリックします。+
  
-[{{:tools:teraterm:teraterm02.png?nolink}}] +<code> 
-■ teraterm-4.105.exe をダウドします。+telnet [-オプショ][ホスト [ポト]] 
 +</code>
  
-ダウドした teraterm-4.105.exe 実行します。 +''ホスト''には、接続するコピュターのホスト名まはIPアドレス指定します。''ポート''にはポート番号またはサービス名指定します。
-[{{:tools:teraterm:teraterm03.png?nolink}}] +
-■ 「日本語」を選択し[OK]します。+
  
-[{{:tools:teraterm:teraterm04.png?nolink}}] +オプションは以下のものがあります
-■ 使用許諾契約書同意し、[次へ]を押します+
  
-[{{:tools:teraterm:teraterm05.png?nolink}}] +  * ''-a'' --- 自動的にログオする以外は ''-l'' オプションと同じです。 
-■ インスル先を指定し、[次へ]を押します。本編では、デトのフォルダで[次へ]します。+  * ''-e エプ文字'' --- エスケープ文字を指定します。 
 +  * ''-f ログァイ名'' --- ログ有効にします。 
 +  * ''-l ユーザ名'' --- ログインするユーザー名を指定します。 
 +  * ''-t 端末タイプ'' --- 端末タイプは ''vt100'', ''vt52'', ''ansi'' と ''vtnt'' のみです。
  
-[{{:tools:teraterm:teraterm06.png?nolink}}] +非接続状態(ホスト指定なし)で起動後に、プロで ''help'' 入力すると以下のように使い方が表示できます。''quit'' Telnet終了します。
-■ インストールするコンポーネントを選択し、[次へ]を押します。本編は、デフォルトのコンポーネントインストールします。+
  
-[{{:tools:teraterm:teraterm07.png?nolink}}] +<code> 
-■ 「日本語」を選択し、[次へ]を押します。+コマンドは省略することができます。サポートされているコマンド:
  
-[{{:tools:teraterm:teraterm08.png?nolink}}] +c    - close                      現在の接続を終了します 
-■ プログムグル指定し、[次へ]を押します。 +d    - display                    パメーターを表示します 
- +o    - open ホスト名 [ポート番号 ホト名に接続ます (既定のポート番号は 23) 
-[{{:tools:teraterm:teraterm09.png?nolink}}] +q    - quit                       Telnet 終了します 
-■ 追加タクを選択、[次へ]します +set  - set                        オプションを設定します ('set ?' で一覧表示) 
- +sen  - send                       サバーに文字を送信します 
-[{{:tools:teraterm:teraterm10.png?nolink}}] +st   - status                     状態を表示ます 
-■ インストルの準備が完了しました。[イストール]します。 +u    - unset                      オプションを解除します ('unset ?' で一覧表示) 
- +?/h  - help                       ヘルプ表示します 
-[{{:tools:teraterm:teraterm11.png?nolink}}] +</code>
-■ [完了]します+
  
 \\ \\
  
-===== Tera Term 起動 ===== 
-LAN環境にあるSSHサーバに接続する例を以下に示します。 
- 
-インストール時に、デスクトップにTera Term のショートカットを作成したので、それをダブルクリックして開きます。 
-[{{:tools:teraterm:teraterm12.png?nolink}}] 
-■ ホストのIPアドレス(ホスト名でも可)を入力し、[OK]を押します。 
- 
-[{{:tools:teraterm:teraterm13.png?nolink}}] 
-■ セキュリティ警告が出ます。[続行]を押してください。 
- 
-[{{:tools:teraterm:teraterm14.png?nolink}}] 
-■ ユーザ名、パスフレーズを入力し、[OK]を押します。 
- 
-[{{:tools:teraterm:teraterm15.png?nolink}}] 
-■ サーバーに接続出来ました。 
tools/telnet.1605142391.txt.gz · 最終更新: 2020/11/12 09:53 by y2sunlight