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tools:telnet

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tools:telnet [2020/11/12 17:00]
y2sunlight [Telnetの起動]
tools:telnet [2020/11/19 20:59]
y2sunlight [Telnetの起動]
行 16: 行 16:
 プログラミングの世界では、TelnetをTCPポートの疎通テストとして使う事があります。Telnetは特定のポートへの接続を確認する最も簡単な方法の1つです。疎通テストだけなら本編でも挙げた [[tools:teraterm|Tera Term]] でも出来ますが、Telnetはコマンドプロンプトで動き、しかも使い方がシンプルです。 プログラミングの世界では、TelnetをTCPポートの疎通テストとして使う事があります。Telnetは特定のポートへの接続を確認する最も簡単な方法の1つです。疎通テストだけなら本編でも挙げた [[tools:teraterm|Tera Term]] でも出来ますが、Telnetはコマンドプロンプトで動き、しかも使い方がシンプルです。
  
-\\+-----
  
 ===== Telnet を有効にする ===== ===== Telnet を有効にする =====
行 43: 行 43:
 === GUIを使う場合 === === GUIを使う場合 ===
  
-Windowsの[スタート]メニューを開き、[コントロールパネル]と入力して、[Enter]を押し、[プログラム]、[プログラムと機能]、[Windowsの機能の有効化または無効化]の順に選択します。 +Windowsの[コントロールパネル]から、[プログラムと機能]、[Windowsの機能の有効化または無効化]の順に選択します。
- +
-Tera Term のサイト( https://ttssh2.osdn.jp/ )にアクセスします。+
 [{{:tools:telnet:telnet.png?nolink}}] [{{:tools:telnet:telnet.png?nolink}}]
- 
 ■ [Telnet Client]を選択し、[OK]を押します。 ■ [Telnet Client]を選択し、[OK]を押します。
  
行 54: 行 51:
 ===== Telnetの起動 ===== ===== Telnetの起動 =====
  
 +以下のコマンドでTelnetを起動します。
  
 +<code>
 +telnet [-オプション][ホスト [ポート]]
 +</code>
  
-telnet [-a][-e エスケープ文字][-f ログ ファイル名][-l ユーザー名][-t 端末の種類][ホスト [ポート]] +''ホスト''には、接続するピューのホスト名またはIPアドレスを指定します。''ポート''には、ポート番号またはサービス名を指定します。
- -a      自動的ログオンします。ユーザー名を自動的に処理する以外 +
-         -l オプションと同じで。 +
- -e      Telnet クライアント プロンプトに入ためのエスケープ文字です。 +
- -f      クライアト側のログのファイル名です。 +
- -l      リモト システムにログインするユザー名を指定します。 +
-         リモート システムが TELNET ENVIRON オプションをサポートして +
-         いる必要があります。 +
- -t      端末種類を指定します。 +
-         サポートされている端末の種類は vt100, vt52, ansi と vtnt のみです。 +
- ホスト  ホスト名または接続するリモート コンピューターの IP アドレスを指定 +
-         します。 +
- ポート  ポート番号またはサービス名を指定します。+
  
-\\+オプションには以下のものがあります 
 + 
 +  * ''-a'' --- 自動的にログオンする以外は ''-l'' オプションと同じです。 
 +  * ''-e エスケープ文字'' --- エスケープ文字を指定します。 
 +  * ''-f ログファイル名'' --- ログを有効にします。 
 +  * ''-l ユーザ名'' --- ログインするユーザー名を指定します。 
 +  * ''-t 端末タイプ'' --- 端末タイプは ''vt100'', ''vt52'', ''ansi'' と ''vtnt'' のみです。 
 + 
 +非接続状態(ホスト指定なし)で起動後に、プロンプトで ''help'' を入力すると以下のように使い方が表示できます。''quit'' でTelnetを終了します。
  
 <code> <code>
-</code>+コマンドは省略することができます。サポートされているコマンド:
  
-<code>+c    - close                      現在の接続を終了します 
 +d    - display                    パラメーターを表示します 
 +o    - open ホスト名 [ポート番号]  ホスト名に接続します (既定のポート番号は 23) 
 +q    - quit                       Telnet を終了します 
 +set  - set                        オプションを設定します ('set ?' で一覧表示) 
 +sen  - send                       サーバーに文字を送信します 
 +st   - status                     状態を表示します 
 +u    - unset                      オプションを解除します ('unset ?' で一覧表示) 
 +?/h  - help                       ヘルプを表示します
 </code> </code>
  
 \\ \\
  
tools/telnet.txt · 最終更新: 2020/11/19 20:59 by y2sunlight