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mariadb:10.4:transaction [2020/11/19 17:12] y2sunlight [トランザクションの分離レベル] |
mariadb:10.4:transaction [2020/11/20 09:55] (現在) y2sunlight |
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行 78: | 行 78: | ||
InnoDBではSQL92で定義されている4つのトランザクション分離レベルを全て提供しています。デフォルトの分離レベルREPEATABLE READです。デフォルトの分離レベルはオプションファイル(my.ini)で変更することができます。 | InnoDBではSQL92で定義されている4つのトランザクション分離レベルを全て提供しています。デフォルトの分離レベルREPEATABLE READです。デフォルトの分離レベルはオプションファイル(my.ini)で変更することができます。 | ||
- | < | + | {{fa> |
+ | < | ||
[mysqld] | [mysqld] | ||
transaction-isolation = REPEATABLE-READ | transaction-isolation = REPEATABLE-READ | ||
行 260: | 行 261: | ||
\\ | \\ | ||
- | ==== トランザクション分離レベル:READ UNCOMMITTED ==== | + | ==== READ UNCOMMITTED ==== |
transaction2a.sql のトランザクション分離レベルをREAD UNCOMMITTEDに設定します。そして、syainテーブルの更新系トランザクションを含む以下のSQLスクリプトファイル(transaction2b.sql)を準備します。 | transaction2a.sql のトランザクション分離レベルをREAD UNCOMMITTEDに設定します。そして、syainテーブルの更新系トランザクションを含む以下のSQLスクリプトファイル(transaction2b.sql)を準備します。 | ||
行 304: | 行 305: | ||
\\ | \\ | ||
- | ==== トランザクション分離レベル:READ COMMITTED ==== | + | ==== READ COMMITTED ==== |
transaction2a.sql のトランザクション分離レベルを**READ COMMITTED**に設定します。そして、syainテーブルの更新系トランザクションを含む以下のSQLスクリプトファイル(transaction2c.sql)を準備します。 | transaction2a.sql のトランザクション分離レベルを**READ COMMITTED**に設定します。そして、syainテーブルの更新系トランザクションを含む以下のSQLスクリプトファイル(transaction2c.sql)を準備します。 | ||
行 339: | 行 340: | ||
\\ | \\ | ||
- | ==== トランザクション分離レベル:REPEATABLE READ ==== | + | ==== REPEATABLE READ ==== |
transaction2a.sql のトランザクション分離レベルを**REPEATABLE READ**に設定します。syainテーブルの更新系トランザクションを含むSQLスクリプトファイル(transaction2c.sql)は前の実験と同じものを使用します。 | transaction2a.sql のトランザクション分離レベルを**REPEATABLE READ**に設定します。syainテーブルの更新系トランザクションを含むSQLスクリプトファイル(transaction2c.sql)は前の実験と同じものを使用します。 | ||
行 371: | 行 372: | ||
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- | ==== トランザクション分離レベル:SERIALIZABLE ==== | + | ==== SERIALIZABLE ==== |
transaction2a.sql のトランザクション分離レベルを**SERIALIZABLE**に設定します。syainテーブルの更新系トランザクションを含むSQLスクリプトファイル(transaction2c.sql)は前の実験と同じものを使用します。 | transaction2a.sql のトランザクション分離レベルを**SERIALIZABLE**に設定します。syainテーブルの更新系トランザクションを含むSQLスクリプトファイル(transaction2c.sql)は前の実験と同じものを使用します。 |