Ground Sunlight

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mariadb:10.4:system-variables

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mariadb:10.4:system-variables [2020/11/19 15:49]
y2sunlight [システム変数 storage_engine]
mariadb:10.4:system-variables [2020/11/20 09:58] (現在)
y2sunlight
行 38: 行 38:
 </file> </file>
  
-実行結果+=== 実行結果 ===
  
 [{{:mariadb:10.4:sqlfile02.png?nolink|}}] [{{:mariadb:10.4:sqlfile02.png?nolink|}}]
行 71: 行 71:
 </file> </file>
  
-実行結果+=== 実行結果 ===
  
 [{{:mariadb:10.4:sqlfile05.png?nolink|}}] [{{:mariadb:10.4:sqlfile05.png?nolink|}}]
行 90: 行 90:
 </file> </file>
  
-ここでは、データベースエンジンをデフォルトのInnoDBからAriaに変更します。AriaはMyISAMの耐障害性やキャッシュ機構などを改善した、モダンなデータベースエンジンで、もともとの名前は**Maria**だった。+ここでは、データベースエンジンをデフォルトのInnoDBからAriaに変更します。AriaはMyISAMの耐障害性やキャッシュ機構などを改善した、モダンなデータベースエンジンで、もともとの名前は**Maria**でし
  
-実行結果+=== 実行結果 ===
  
 [{{:mariadb:10.4:sqlfile03.png?nolink|}}] [{{:mariadb:10.4:sqlfile03.png?nolink|}}]
行 102: 行 102:
 \\ \\
  
-==== 文字セット関連のシステム変数 ====+===== 文字セット関連のシステム変数 =====
  
 文字セット関連のシステム変数を取得してみます。ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 文字セット関連のシステム変数を取得してみます。ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。
行 115: 行 115:
 </file> </file>
  
-実行結果+=== 実行結果 ===
  
 [{{:mariadb:10.4:sqlfile04.png?nolink|}}] [{{:mariadb:10.4:sqlfile04.png?nolink|}}]
行 123: 行 123:
 本例では上記実行結果のようになりました。暗黙の文字セットとなるcharacter_set_serverがlatin1になっています。これをutf8に変更するには、my.iniを以下のように変更します。 本例では上記実行結果のようになりました。暗黙の文字セットとなるcharacter_set_serverがlatin1になっています。これをutf8に変更するには、my.iniを以下のように変更します。
  
-{XAMPP Install Folder}/mysql/bin/my.ini +{{fa>file-o}} ''{XAMPP Install Folder}/mysql/bin/my.ini'' 
-<code>+<code ini my.ini>
 [mysqld] [mysqld]
 character_set_server=utf8 character_set_server=utf8
行 131: 行 131:
 また、上記実行結果では、クライアントとの接続に関係する3つのセッション変数(character_set_client, character_set_results, character_set_connection)はlatin1になっています。latin1はASCIIコードに西ヨーロッパ諸国のアルファベットや記号を追加した8ビット系のコードです。このままの状態では漢字の使用ができません。 また、上記実行結果では、クライアントとの接続に関係する3つのセッション変数(character_set_client, character_set_results, character_set_connection)はlatin1になっています。latin1はASCIIコードに西ヨーロッパ諸国のアルファベットや記号を追加した8ビット系のコードです。このままの状態では漢字の使用ができません。
  
-漢字を使用するためには、上で説明したようにmy.iniを編集するか、セッションの初めに <nowiki>set names</nowiki> を実行します。+漢字を使用するためには、上で説明したようにmy.iniを編集するか、セッションの初めに ''set names'' を実行します。 
 + 
 +=== クライアント文字セットをUTF8に設定する ===
  
-クライアント文字セットをUTF8に設定する 
 <code> <code>
 set names utf8; set names utf8;
 </code> </code>
  
-本サンプルプログラムでは、sオプションを使用することでデータベースセッションの初めに <nowiki>set names</nowiki> を実行できます。+本サンプルプログラムでは、sオプションを使用することでデータベースセッションの初めに ''set names'' を実行できます。
  
 <code> <code>
 http://localhost/mysql/sqlfile.php?f=syaval3.sql&s=1 http://localhost/mysql/sqlfile.php?f=syaval3.sql&s=1
 </code> </code>
 +
 +[{{:mariadb:10.4:sqlfile04a.png?nolink|}}]
  
 <nowiki>set names</nowiki> の実行は上例でもわかるように character_set_client、character_set_connection、character_set_results を設定します。 <nowiki>set names</nowiki> の実行は上例でもわかるように character_set_client、character_set_connection、character_set_results を設定します。
行 154: 行 157:
  
  
-データベースの文字セット+=== データベースの文字セット ===
  
 データベースの文字セットはデータベースの作成時に決まります。この場合の暗黙の文字セットはサーバの文字セット(character_set_server)です。これを変更するにはCREATE DATABASE文で明示的に指定します: データベースの文字セットはデータベースの作成時に決まります。この場合の暗黙の文字セットはサーバの文字セット(character_set_server)です。これを変更するにはCREATE DATABASE文で明示的に指定します:
行 173: 行 176:
 </code> </code>
  
-文字セットはサーバ、データベース、テーブル、カラムと順に引き継がれます。明示的指定しない場合は、1つ前のレベルの文字セットが使用されます。+文字セットはサーバ、データベース、テーブル、カラムと順に引き継がれます。明示的指定しない場合は、1つ前のレベルの文字セットが使用されます。
  
 +\\
  
mariadb/10.4/system-variables.1605768592.txt.gz · 最終更新: 2020/11/19 15:49 by y2sunlight