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git2:client:windows:git-for-windows

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git2:client:windows:git-for-windows [2020/06/08 09:12]
y2sunlight [最初にすべき設定]
git2:client:windows:git-for-windows [2020/06/17 17:07] (現在)
y2sunlight [Git for Windows (Git Bash)]
行 1: 行 1:
-> 編集中 +====== Git for Windows (Git Bash) ====== 
- +Version 2.27
----- +
- +
-====== Git for Windows ====== +
-Version XX.XX.XX+
  
  --- //[[http://www.y2sunlight.com|y2sunlight]] 2020-06-05//  --- //[[http://www.y2sunlight.com|y2sunlight]] 2020-06-05//
行 10: 行 6:
 [[git2:client:windows|Git Windowsクライアント に戻る]] [[git2:client:windows|Git Windowsクライアント に戻る]]
  
-> 説明 TODO:+本編では、Gitクライアントの基本的なツールとして Git Bash を推奨します。Git for Windows(旧称 msysGit)をインストールすると次の3つのアプリケーションがインストールされます。 
 + 
 +  * Git Bash — Git の CLIクライアント(Bashシェル) 
 +  * Git CMD — Git の CLIクライアント(Windowsコマンドプロンプト) 
 +  * Git GUI — Git の GUIクライアント 
 + 
 +Git のGUIクライアントとしては他にも優れたものが多く、Git for Windowsを利用する目的としては、CLIクライアントを利用する場合が多いのではないでしょうか。Git Bash は Gitコマンドの搭載されたBash シェルです。従って、Linux や Mac のBashシェルと同等の利用ができるので、Bashシェルに慣れ親しんでいる人には非常に使い易いCLIと言えます。 
 + 
 +Git Bash を推奨する最大の理由は、gitコマンドにあります。gitコマンドは、どんなクライアント(Windows, Linux, Mac)でも同じなので使用例がネット上に豊富で、且つ[[https://git-scm.com/docs|マニュアル]]や[[https://git-scm.com/book/en/v2|ドキュメント]]も整備されています。日常的には GUIクライアントやEDIからの利用が多くなると思いますが、Git Bash も是非インストールしておきたいGitクライアントです。
  
 クライアント環境 クライアント環境
- 
   * Windows10 Pro   * Windows10 Pro
  
 関連記事 関連記事
  
-  * Git for Windows+  * Git for Windows (Git Bash)
   * [[git2:client:windows:source-tree|SourceTree]]   * [[git2:client:windows:source-tree|SourceTree]]
-  * [[git2:client:windows:eclipse|Eclipse Egitプラグイン]]+  * [[git2:client:windows:eclipse|Eclipse EGitプラグイン]]
  
 リンク リンク
  
   * [[https://gitforwindows.org/|Git for windows]] --- Git for windowsの本家   * [[https://gitforwindows.org/|Git for windows]] --- Git for windowsの本家
-  * [[https://qiita.com/gold-kou/items/7f6a3b46e2781b0dd4a0|いまさらだけどGitを基本から分かりやすくまとめてみた]] --- 初学者(筆者)向けで分かり分かり易かったです(感謝!)+  * [[https://qiita.com/gold-kou/items/7f6a3b46e2781b0dd4a0|いまさらだけどGitを基本から分かりやすくまとめてみた]] --- 初学者(筆者)向けで分かり分かり易かったです(感謝!!)
  
 ---- ----
行 196: 行 199:
 <div indent>ユーザ全体の設定を保存します \\ <div indent>ユーザ全体の設定を保存します \\
 【所在】''{リポジトリディレクトリ}¥.git¥config''\\  【所在】''{リポジトリディレクトリ}¥.git¥config''\\ 
-【確認方法】''git config --local --list''\\ (実行はリポジトリディレクトリ内で行って下さい)+【確認方法】''git config --local --list''\\ (実行はリポジトリフォルダ内で行って下さい)
 </div></div> </div></div>
  
 これらの設定ファイルはGitサーバーとGitクライアントで共通です。クライアントとしてよく利用するのは、globalレベル です。また、local レベルの設定もリポジトリ毎に認証情報を埋め込む際に利用するかもしれません。system レベルについては利用する機会は希だと思います。 これらの設定ファイルはGitサーバーとGitクライアントで共通です。クライアントとしてよく利用するのは、globalレベル です。また、local レベルの設定もリポジトリ毎に認証情報を埋め込む際に利用するかもしれません。system レベルについては利用する機会は希だと思います。
  
-以下のコマンドで、全ての設定とその出所(どの設定ファイルか)が確認できます。(尚、ここでの実行はリポジトリディレクトリ内で行っています)+=== 設定方法 === 
 + 
 +Git設定は ''git config'' コマンドで行います。また直接設定ファイルを編集することも出来ます。
  
 <code sh> <code sh>
-git config --list --show-origin+git config --global {設定キー} {設定値}   # global レベルの設定 
 +git config --local  {設定キー} {設定値}   # local レベルの設定(リポジトリフォルダ内で実行して下さい)。--local は省略できます 
 +</code>
  
-file:C:/Program Files/Git/etc/gitconfig diff.astextplain.textconv=astextplain +=== 確認方法 ===
-file:C:/Program Files/Git/etc/gitconfig credential.helper=manager +
-... +
-{systemレベルの設定} +
-...+
  
-file:C:/Users/sunlight/.gitconfig       user.name=y2sunlight +以下のコマンドで、全ての設定を確認できます。また、''--show-origin'' オプションを指定すると設定の出所(どの設定ファイル由来か)も確認できます。local レベルを含む設定を表示する場合は、リポジトリフォルダ内で実行して下さい。
-file:C:/Users/sunlight/.gitconfig       user.email=y2sunlight@y2sunlight.com +
-... +
-{globalレベル設定+
-...+
  
-file:.git/config        core.repositoryformatversion=0 +<code sh> 
-file:.git/config        core.filemode=false +git config --list                  # 全ての設定を確認(local レベルも表示するにはリポジトリフォルダ内で実行して下さい) 
-... +git config --list --show-origin    # どの設定ファイルに由来するかも表示する場合
-{localレベルの設定+
-...+
 </code> </code>
  
行 231: 行 228:
  
 <code sh> <code sh>
 +git config --global user.name "y2sunlight"                 # ユーザ名
 +git config --global user.email y2sunlight@y2sunlight.com   #メールアドレス
 </code> </code>
  
 +global レベルの設定を行うことによって、システムで実行する全てのユーザ名とメールアドレスは、この情報を使用するようになります。この設定を特定のリポジトリで上書きする場合は、リポジトリディレクトリ内で --globalオプションなしでコマンドを設定を変更して下さい。
 +
 +\\
  
 ==== 公開鍵の生成 ==== ==== 公開鍵の生成 ====
-> 概要だけ説明。GitHubで説明する+ 
 +Gitサーバーとの接続にSSHプロトコルを使用する場合は、公開鍵を作成する必がありますが、本編ではGitサーバーにSmart HTTPを使用しているので、その必要はありません(詳細は「[[git2:server|Gitサーバーの構築 - Gitデーモン/Smart HTTP]]」をご覧くさい) 
 + 
 +公開鍵の生成については、本編の「[[github:top|GitHub]]」を参照して下さい。
  
 \\ \\
  
-===== 動作テスト =====+===== Git Bash の簡単な使用例 =====
  
-108.192.11.108を使てテストす+ここでは、Git Bashの使い方の例とし「[[git2:server#接続テスト1|Gitサーバーの構築 - Gitデーモン/Smart HTTP]]」で作成したsandboxリポジトリに接続してみま
  
->TODO: clone+Git Bash はスタートメニューの[Git][Git Bash]から起動することもできますが、コンテキストメニューを使った方が便利です。エクスプローラで目的のフォルダを開きます。
  
->TODOadd+[{{:git2:client:windows:git-for-windows20.png?nolink}}] 
 +■ マウス右クリックして[Git Bash Here] を選択します。
  
->TODOcommit+[{{:git2:client:windows:git-for-windows21.png?nolink}}] 
 +■ Git Bashが開くので、ここでコマンドを入力します。
  
->TODO: push+=== git clone === 
 + 
 +共有リポジトリ ''sandbox.git'' からプロジェクトを取得します。 
 + 
 +<code sh> 
 +git clone http://192.168.1.100/git/sandbox.git 
 +</code> 
 + 
 +=== ファイルの編集 === 
 + 
 +sandbox内のファイルを編集します。 
 + 
 +=== git add === 
 + 
 +フォルダ sandbox に移動して編集したファイルをインデックスに追加します。 
 + 
 +<code sh> 
 +cd sandbox 
 +git add . 
 +</code> 
 + 
 +=== git commit === 
 + 
 +インデックスに登録されているファイルをコミットします。 
 + 
 +<code sh> 
 +git commit -m "Comment for commit" 
 +</code> 
 + 
 +=== git push === 
 + 
 +コミット済の内容を共有リポジトリにプッシュします。 
 + 
 +<code sh> 
 +git push 
 +</code>
  
 \\ \\
  
git2/client/windows/git-for-windows.1591575142.txt.gz · 最終更新: 2020/06/08 09:12 by y2sunlight