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apache:2.4:acd

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apache:2.4:acd [2019/10/09 16:43]
y2sunlight
apache:2.4:acd [2020/11/19 15:31] (現在)
y2sunlight [Apache2.4 アクセス制御ディレクティブ]
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-====== アクセス制御ディレクティブ ======+====== Apache2.4 アクセス制御ディレクティブ ====== 
 +Version 2.4.41 
  --- //[[http://www.y2sunlight.com|y2sunlight]] 2019-10-07//  --- //[[http://www.y2sunlight.com|y2sunlight]] 2019-10-07//
  
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-  * [[apache:2.4:httpd.conf|apache2.4 httpd.confの編集]] + 
-  * [[apache:2.4:auth|apache2.4 基本認証とダイジェスト認証]]+Appendix 
 +  * [[apache:2.4:auth|Apache2.4 基本認証とダイジェスト認証]] 
 +  * Apache2.4 アクセス制御ディレクティブ 
 + 
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 +ここでは<Directory>,<Files>,<Location>ブロックの中で良く使用される記述するアクセス制御ディレクティブについて説明します。Apache2.4 では、Apache2.2 からアクセス制御の記述方法が大幅に変わったおり、特に、Requireディレクティブを使ったアクセス制御は、これまでのOrderとAllow/Denyを使った方法よりも分かり易くなっています。
  
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-ここでは<Directory>,<Files>,<Location>ブロックの中で良く使用される記述するアクセス制御ディレクティブについ説明します。Apache2.4 では、Apache2.アクセス制御の記述方法大幅変わっおり、特に、Requireディレティブを使ったアクセス制御は、これまOrderとAllow/Denyを使った方法よりも分かり易くいる+===== Require===== 
 + 
 +**構文:** Require [not] //entity-name// [//entity-name//] ... 
 + 
 +Requireディレクティブは、ユーザーが認証プロバイダーよっ認証されているか否かをテストします。 
 + 
 +^ Require all granted | アクセスは無条件許可されます。| 
 +^ Require all denied | アクセス無条件で拒否されます。| 
 +^ Require env env-var [env-var] ... | 指定された環境変数のいずれが設定されている場合にのみアクセスが許可されます。| 
 +^ Require method http-method [http-method] ... | 指定されたHTTPメソッド対してのみアクセスが許可されます。| 
 +^ Require expr expression | expressionがtrueと評価され場合アクセスが許可されます。| 
 +Require user userid [userid] ... | 指定されたユーザーのみアセスが許可されます。| 
 +^ Require group group-name [group-name] ... | 指定されグループのみアクセスが許可されます。 | 
 +^ Require valid-user | すべて有効ユーザーに対しアクセスが許可されます。| 
 +^ Require ip [ip-pattern] ... | 指定されたIPアドレス範囲に対してアクセスが許可されます
 + 
 +\\
  
 ===== Options ===== ===== Options =====
  
-**構文:** Options [+|-]//option// [[+|-]//option//] ...+**構文:** Options [+|-] //option// [[+|-]//option//] ...
  
 Optionsディレクティブは、特別なアクセス制御オプションを指定する場合に使います。option の頭に+ をにつければ現在の設定に加えられ、 - を付ければ現在の設定から削除されます。以下に指定できるoption を挙げます。 Optionsディレクティブは、特別なアクセス制御オプションを指定する場合に使います。option の頭に+ をにつければ現在の設定に加えられ、 - を付ければ現在の設定から削除されます。以下に指定できるoption を挙げます。
行 29: 行 52:
 ^ MultiViews | コンテントネゴシエーションされたMultiViewsを許可します。| ^ MultiViews | コンテントネゴシエーションされたMultiViewsを許可します。|
 ^ SymLinksIfOwnerMatch | シンボリックリンクのリンク元とリンク先の所有者が同じ場合にのみシンボリックリンクを 有効にします。\\ ※ <Location>ブロック内では無視されます。| ^ SymLinksIfOwnerMatch | シンボリックリンクのリンク元とリンク先の所有者が同じ場合にのみシンボリックリンクを 有効にします。\\ ※ <Location>ブロック内では無視されます。|
 +
 +\\
  
 ===== AllowOverride ===== ===== AllowOverride =====
行 43: 行 68:
 ^ Limit | **ホストへのアクセス制御**に関するディレクティブの上書きを許可します。 \\ ※ Allow, Deny, Orderディレクティブ | ^ Limit | **ホストへのアクセス制御**に関するディレクティブの上書きを許可します。 \\ ※ Allow, Deny, Orderディレクティブ |
 ^ Options | 特別なアクセス制御オプションに関するディレクティブの上書きを許可します。\\ ※ Options と XBitHackディレクティブ | ^ Options | 特別なアクセス制御オプションに関するディレクティブの上書きを許可します。\\ ※ Options と XBitHackディレクティブ |
 +
 +\\
  
 ===== Order ===== ===== Order =====
行 61: 行 88:
 | 両方マッチしない | 拒否 | 許可 | | 両方マッチしない | 拒否 | 許可 |
 | 両方にマッチする | 拒否 | 許可 | | 両方にマッチする | 拒否 | 許可 |
 +
 +\\
  
 ===== Allow/Deny ===== ===== Allow/Deny =====
行 75: 行 104:
  
 より詳しい事は「Apache HTTP サーバ バージョン 2.4 ドキュメント\\ ( http://httpd.apache.org/docs-2.4/ )」を参照して下さい。 より詳しい事は「Apache HTTP サーバ バージョン 2.4 ドキュメント\\ ( http://httpd.apache.org/docs-2.4/ )」を参照して下さい。
 +
 +\\
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apache/2.4/acd.1570607008.txt.gz · 最終更新: 2019/10/09 16:43 by y2sunlight